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論文

Levels in $$^{127}$$La fed by the $$^{127}$$Ce beta-decay

飯村 秀紀; 浅井 雅人; 市川 進一; 片倉 純一; 間柄 正明; 長 明彦; 大島 真澄; 篠原 伸夫; 山本 洋*

European Physical Journal A, 23(1), p.33 - 39, 2005/01

 被引用回数:2 パーセンタイル:23.55(Physics, Nuclear)

$$^{127}$$Laの低励起準位を$$^{127}$$Ce(${it T}$$$_{1/2}$$=29s)の$$beta$$崩壊により調べた。$$^{127}$$Ceは$$^{nat}$$Moターゲットを$$^{35}$$Clのビームで照射して生成し、オンライン同位体分離装置を用いて他の核反応生成物より分離した。$$gamma$$線測定に加えて、内部転換電子の測定を行い遷移の多重度を決定した。また励起準位の寿命を$$beta$$-$$gamma$$遅延コインシデンスの手法で決定した。得られた$$^{127}$$Laの準位図式は、ニルソン模型の理論計算と比較した。

論文

Cluster expression in fission and fusion in high-dimensional macroscopic-microscopic calculations

岩本 昭; 市川 隆敏; M$"o$ller, P.*; Sierk, A. J.*

Nuclear Physics A, 738, p.499 - 502, 2004/06

 被引用回数:4 パーセンタイル:30.89(Physics, Nuclear)

超重領域核の合成を重イオン反応で行う場合の理論的考察を行った。まず2核が融合した後の1体場のポテンシャル計算を5次元のパラメター空間で巨視的・微視的模型を用いて行い、そこでいわゆる冷たい核融合(鉛標的の核融合)に対応する深い谷筋の経路の存在を確認した。次に2核が融合直前に、入射核が標的核との相互作用によりその変形に対する不安定性を生じる配位を計算して、この変形が2核の融合を先導するとの仮定での核融合障壁を計算した。その結果、融合前と融合後の配位の構造の特徴により、冷たい核融合反応が優位に生じることを定性的に説明できることを示した。

報告書

第5回「極限条件におけるハドロン科学」研究会報告集; 2003年3月18日$$sim$$20日,東海研究所,東海村

丸山 敏毅; 千葉 敏

JAERI-Conf 2003-009, 233 Pages, 2003/08

JAERI-Conf-2003-009.pdf:15.94MB

第5回「極限条件におけるハドロン科学」研究会は、先端基礎研究センター第258回基礎科学セミナーとして、極限ハドロン科学研究グループの主催で2003年3月18日から20日にかけて、東海研究所にて開催された。高密度核物質やハドロン構造,ハイパー核,中性子星,超新星爆発,元素合成,重イオン反応,クォーク物質,QCDなど多岐にわたるトピックスについて33件の研究発表と討論が約50名の参加者によって行われた。また、今回は極限ハドロン科学研究グループの総括と、次期の多体ハドロン系理論研究グループに向けての展望をも目的として行われた。本レポートはその報告書である。

論文

Incident-energy dependence of the fragmentation mechanism reflecting the cluster structure of the $$^{19}$$B nucleus

竹本 宏輝; 堀内 昶*; 小野 章*

Physical Review C, 63(3), p.034615_1 - 034615_11, 2001/03

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.74(Physics, Nuclear)

Bアイソトープは中性子数の増加に伴い、クラスター構造が発達すると理論的に予想されているが、まだ、実験的には確認に至っていない。そこで、反対称化分子動力学を用いて、$$^{19}$$BのHe-Li的なクラスター構造を反映したフラグメント生成機構について調べ、$$^{19}$$Bのクラスター構造を検証する新しい実験的手法を提案するとともに、そのために必要な実験条件を明らかにした。この$$^{19}$$Bのクラスター構造はHeとLiアイソトープの同時生成として、重イオン反応に反映されるが、その反応機構は入射エネルギー依存する。入射エネルギーが35MeV/nucleon前後の$$^{14}$$Nを標的核とした重イオン反応では$$^{19}$$Bのクラスター構造はHeとLiアイソトープへの同時崩壊という形で反映され、入射エネルギーが増加するにつれ、このような反応機構は見られなくなる。このような入射エネルギー依存性は、標的核及ぼす平均場の効果とに核子衝突の効果の競合によって説明できる。基本的に、標的核からの平均場の効果は$$^{19}$$Bをクラスター崩壊させる方向で働き、二核子衝突は$$^{19}$$Bのクラスター構造を壊す方向に働く。また、低エネルギー領域では、$$^{19}$$Bの中性子過剰性のために陽子移行反応を伴った機構が現れるために、Liアイソトープの生成に占める$$^{19}$$BのHeとLiアイソトープへのクラスター崩壊の割合は減少する。したがって、これらの結果から、$$^{19}$$Bのクラスター構造を実験的にHeとLiの同時計測から検証するためには、入射エネルギーが~30MeV/nucleon、標的核は質量数の大きなものを用いるのが、最適な実験条件であるとの結論に達した。

論文

Sub-barrier fusion of deformed nuclei in $$^{60}$$Ni+$$^{154}$$Sm and $$^{32}$$S+$$^{182}$$W reactions

光岡 真一; 池添 博; 西尾 勝久; Lu, J.

Physical Review C, 62(5), p.54603_5 - 54603_9, 2000/11

 被引用回数:69 パーセンタイル:93.15(Physics, Nuclear)

クーロン障壁近傍の重イオン原子核融合反応において入口チャンネルでの原子核の変形が融合確率に大きく影響すること実験的に明らかにした。タンデムブースター加速器からの$$^{60}$$Niビームを変形核$$^{154}$$Smに照射し、融合核を反跳生成核分離装置を用いて測定した。出口チャンネルでの蒸発過程の影響を除くため、同じ複合核$$^{214}$$Thを生成する$$^{82}$$S+$$^{182}$$W反応でも同じ測定を行い比較した。融合確率の入射エネルギー依存性を詳しく測定した結果、変形核の長軸側から反応した場合、融合確率が大きく減少してしまうが、短軸側から反応した場合には減少が見られなかった。一般に重イオン融合反応では、融合確率の減少が見られるが、今回のように短軸側からの反応ではそれがなかったことは、大きな確率で重元素合成が可能であることを示しており、今後の超重元素合成への有効な足がかりとなると期待できる。

報告書

Incident-energy dependence of the fragmentation mechanism reflecting the clustering structure of the $$^{19}$$B nucleus

竹本 宏輝; 堀内 昶*; 小野 章*

JAERI-Research 2000-027, 28 Pages, 2000/05

JAERI-Research-2000-027.pdf:1.35MB

B(ホウ素)アイソトープは中性子数の増加に伴い、クラスター構造が発達すると理論的に予想されているが、まだ、実験的には確認に至っていない。そこで、反対称化分子動力学を用いて、$$^{19}$$BのHe-Li的なクラスター構造を反映したフラグメント生成機構について調べ、$$^{19}$$Bのクラスター構造を検証する新しい実験的手法を提案するとともに、そのために必要な実験条件を明らかにした。この$$^{19}$$Bのクラスター構造はHeとLiアイソトープの同時生成として、重イオン反応に反映されるが、その反応機構は入射エネルギー依存する。入射エネルギーが35MeV/nucleon前後の$$^{14}$$Nを標的核とした重イオン反応では$$^{19}$$Bのクラスター構造はHeとLiアイソトープへの同時崩壊という形で反映され、入射エネルギーが増加するにつれ、このような反応機構は見られなくなる。このような入射エネルギー依存性は、標的核が及ぼす平均場の効果と二核子衝突の効果の競合によって説明できる。基本的には、標的核からの平均場の効果は$$^{19}$$Bをクラスター崩壊される方向に働き、二核子衝突は$$^{19}$$Bのクラスター構造を壊す方向に働く。また、低エネルギー領域では、$$^{19}$$Bの中性子過剰性のために陽子移行反応を伴った機構が現れるために、Liアイソトープの生成に占める$$^{19}$$BのHeとLiアイソトープへのクラスター崩壊の割合は減少する。したがって、これらの結果から、$$^{19}$$Bのクラスター構造を実験的にHeとLiの同時計測から検証するためには、入射エネルギーが~30MeV/nucleon、標的核は質量数の大きなものを用いるのが、最適な実験条件であるとの結論に達した。

論文

What is the role of higher baryonic resonances in AA collisions at AGS energies?

奈良 寧; 大塚 直彦; 大西 明*; 丸山 智幸

Progress of Theoretical Physics Supplement, (129), p.33 - 37, 1997/00

高エネルギー重イオン反応(核子当たり約10GeV)で生成される高温高密度核物質の熱的性質の時間発展をシミュレーションを用いて研究した。これまで、すべての観測されているバリオン共鳴状態($$Delta$$,$$Delta$$$$^{ast}$$,N$$^{ast}$$)を陽にシミュレーションに入れても、入れなくても、実験値はよく再現することが知られていた。しかし、我々は自由度が大きくなると重イオン反応のメカニズムは大きく変わり、たとえば生成される状態の温度はまったく違うことを発見した。

論文

原子核反応はどこまで計算できるか?

岩本 昭

原子力工業, 41(3), p.12 - 15, 1995/00

核反応過程を計算する手法として最近着目されつつある、分子動力学法について解説する。最初に核反応の特色を述べ、特に大規模な組替えが生じるような場合にシミュレーション手法が有効であることを示す。物性分野で用いられる分子動力学法との違いを議論した後、今までに当グループで得られた成果のうち、基底状態の作成法や、軽イオン反応の解析結果を示す。最後に今後の研究の方向として、極低エネルギー重イオン反応やフラグメンテーションの研究について言及する。

論文

A Two-dimensional position-sensitive detection system for the $$^{8}$$Be nuclei in heavy ion reactions

井出野 一実; 冨田 芳明; 杉山 康治; 池添 博; 花島 進; 永目 諭一郎

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 302, p.385 - 387, 1991/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:45.54(Instruments & Instrumentation)

重イオン反応より放出される$$^{8}$$Be核の検出のために2次元位置検出可能な新しい方式のシステムを開発し、このシステムが実際の実験でも有効であることを確かめた。この検出系は前段が対になっているドリフト・チェンバーであり、これは$$Delta$$E検出器として動作する。後段は大面積の2個のSi(Li)検出器から構成されていて、E検出器として動作する。数MeV/核子のエネルギー領域で大きな立体角をもつ2次元位置検出器としては、この方式がひとつの解決策である。2次元位置情報から運動力学的に$$^{8}$$Beを同定できるので、$$alpha$$-バックグラウンドの大きいところでも適用できる特徴をもっている。

論文

Exciton-model approach to fast-particle emission in heavy-ion collisions

岩本 昭

Physical Review C, 35(3), p.984 - 993, 1987/03

 被引用回数:13 パーセンタイル:61(Physics, Nuclear)

重イオン反応で多数観測される高エネルギーの軽粒子は謂ゆる蒸発模型では説明がつかず、現象論的な動くソースによる解析が良い結果を与えている。この模型はソースの速度と温度という2つの任意パラメータを含み、その物理的な理解は進んでいない。我々はエキシトン模型の立場からこの問題に取組んだ。初期条件としてクーロン障壁での核子のフェルミ運動と重イオンの相対運動を結合して、又エキシトン模型にエキシトンの運動量を新しい変数として取入れるように拡張して角分布を出すよう定式化した。数値計算を核子当り10~20MeVの入射エネルギーの6種類の反応に対して行ない、放出陽子の2重微分断面積を計算したところ、実験値を良く再現できた。これは動くソース模型を基礎ずける1つの模型になっていると思われる。

論文

Enhancement of the subbarrier fusion reaction due to neck formation

岩本 昭; 原田 吉之助

Z.Phys.,A, 326, p.201 - 211, 1987/00

ネック形成の機構に基ずき、クローン障壁以下の重イオン核融合断面積を計算した。ネック形成前と形成後のポテンシャルはKrappe達の方法で計算し、その間の遷移は摂動計算した。2つの重イオンの核間距離は虚数時間を使い半古典的に計算した。この定式化を質量対象の6つの重イオン核融合に応用して、実験を良く再現できた。この計算によると、入射のフラックスの約1割がネック形成に寄与している。

論文

On the focussing effect and the large energy loss in the quasi-fission reaction

岩本 昭; 原田 吉之助

Phys.Lett.,B, 68(1), p.35 - 39, 1977/01

重イオン反応での深非弾性反応のうち、非常に重い核同志の衝突で典型的に見られる準核分裂反応について、理論計算を行なった。 この反応では、角分布が鋭いピークを示すこと(フォーカス効果)と、エネルギー損失が非常に大きいことが実験で知られているが、これを理論計算で再現することは従来成功していなかった。 我々はこれをBondorfその他の人々によって開発された古典近似による計算法を改良して計算を行なった。 改良的は、原子核の変形の自由度を簡単な模型に基づいて採り入れた点にある。この結果、前述した2つの特徴を系統的に再現することに成功した。

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